金沢市内の観光地を堪能してきた。徒歩で。
ニートが金沢観光に行ってきた
9月末に金沢市内に2泊3日で観光に行ってきた。
本来ならそんな懐にそんな余裕はないのだが、大学時代の友人に甘えに甘えさせてもらいなんとか行くことができた。本当に感謝。
ニートなので交通費もなるべく抑えたいところ。
自分が住んでいる新潟(新潟駅)から金沢駅までバスで4710円。
新潟-東京の移動よりも高い。距離もほぼ同じくらい遠い。今回はこれを利用した。
金沢観光は徒歩でも回れる
2泊3日で回った観光地↓
初日
・兼六園
2日目
・金沢城
・近江町市場
・ひがし茶屋街
・石川県立美術館
3日目
・長町武家屋敷跡
・尾山神社
・21世紀美術館
金沢市内はとにかく綺麗。街並みもそうだし各観光地も明媚な所ばかり。随所に川が流れてるのも良い雰囲気が出てた。
観光地同士が市内の近場に集まっているので、多少(?)時間はかかるけど徒歩で十分回れる。普段ほとんど運動しない不健康体の私が言うのだから健康な若者ならまず間違いないと思う。
見る人が見れば分かるけど、かなりノープランで効率が悪い回り方をしたので必要以上に歩いた。危うく健康になるところだった。
勿論便利な循環バスも出てるいるが、金沢を歩くスピードで見渡したい方は是非。
(私はバス・タクシーが嫌いなので歩けるところは歩きたいだけだが)
初日(ホテル→兼六園→片町でご飯)
15:00頃に金沢駅集合⇛ひとまず片町のホテルにチェックイン⇛兼六園⇛片町で魚介類を堪能
という流れ。
大学時代の友人と久しぶりに会うということもあり、観光よりも酒を交わしながら近況を語り合う時間をとることに。
金沢駅
世界でもっとも美しい駅ランキング上位入賞してるらしい。
駅もそうだけど金沢は街並み含め綺麗だった。
兼六園
日本3名園と呼ばれるだけあって個人的には金沢観光で一番よかった場所。
園内はまともに見て回ろうとすると1時間くらいかかる程広く、歩いていると自然と1句出てきそうな趣ある風景が広がっている。
こんくらいの庭が欲しい。
兼六園マンホール
マンホールは土地柄が出て面白い。
片町で頂く魚介(美味い)
噂通り金沢の魚は美味かった。
入った店のおっちゃんの話だと、新幹線が通ってからホテルや市場の海鮮丼の値上がりが激しく、地域の新聞の投書欄に苦情が相次いでるらしい。店のママの出身が北海道ということで何故かメロンを頂いた。感謝。
その店が金沢うどんなるものの元祖と主張しており、せっかくだからとシメに頂くことにした。どこらへんが金沢かは分からなかったがコシがありまぁまぁ美味しかった。
2日目(金沢城→近江町市場でご飯→ひがし茶屋街→石川県立美術館→片町でご飯)
金沢城→近江町市場で飯→ひがし茶屋街→石川県立美術館→片町で飯
この日はゆっくり観光。
金沢城
金沢城の多分誰も紹介しないような角度からの門。
こういう小高いところにくる度に指で望遠鏡を作り
「見〜つけた」
「◯✕はやられたか、しかしそれも想定内」
みたいな『新たなる敵ごっこ』をしそうになる。
近江町市場
海鮮丼を食した。休日だったこともあり混んでおり、どの店も列が出来ていた。並んで食べるのが嫌いなのもあって比較的空いている店へ入った。
昨日のおっちゃんの話よりも値段は高くなく、普通の観光地価格(1500円くらい)で食べられたし、味も美味しかった。
ひがし茶屋街
良し悪しなど分からないけれど茶と菓子を頂いた。
軒先が短く1階と2階の高さが揃っている街並みは上品でマジ明媚。
石川県立美術館
写真はないけど国宝 色絵雉香炉と重要文化財 色絵雌雉香炉は素人目でも静と動のバランスが美しかった。
kanazawa-sakurada.cocolog-nifty.com
他にも前田育徳会による加賀藩祖・前田利家の夫人まつ(1547~1617)を紹介する特集展示が開かれていた。
まつの書いた手紙が展示されており、その中身は
「先生に褒められたわー!私って凄いわー。」
とか、
「誰々と誰々が売れ残ってるんだからさっさとくっつけばいいのにー」
みたいなそこらへんのおばちゃん感が感じられる面倒くさい貴重なものでとても印象的だった。
県立美術館はミーハー空気で浮足立ってる観光地の中にありながら、静かな空気が流れており落ち着けた。
再び片町で飯(美味い)
のどぐろの塩焼きなど食した。
3日間通して他にも白海老、ふぐ、加賀野菜、治部煮、カレー、ラーメンなどなどを頂いた。
治部煮と白海老はもう一度食いたい。
3日目(長町武家屋敷跡→21世紀美術館→尾山神社→バスで帰る)
長町武家屋敷跡
石垣に使われている石の種類(色)でその屋敷の身分が分かったりする。らしい。
現地に行ったら注目してみると楽しいと思う。
21世紀美術館
21世紀美術館は無料で入れるエリアしか行かなかったけど十分楽しめた。
上は有名なプールに人がいるみたいになるやつ。
下はタレルの部屋という場所。天井が開いており、厚みがとても薄いので空が天井にくっついているように見える。この部屋に入る人は大体天井に驚いて声をあげてた。
この2つは見れて楽しかったけれど、正直他の展示物に金を払ってまで観たいかと言われると微妙。
尾山神社
珍しいステンドグラスの神社。中の庭も綺麗。
帰る
金沢駅から出てる17:40発のバスに乗り新潟へ。
楽しい時間はあっという間。
最後に
今回は観光地巡りだけじゃなくまったり歩く時間、食事する時間を重視したので、2泊3日という日程となったけれど、市内を循環しているバスを上手く使えば1日半もあれば十分めぼしい観光地は回れる。
私は決まった時間に合わせて行動するというのが苦手すぎるし、気に入ったところでダラダラ時間を潰すのが好きなので、これくらいの余裕をもったスケジュールで調度よかった。
魅力が伝わってる自信は微塵もないが、金沢はとにかく綺麗な場所だった。
それでいて変に気取ってなくて好感がもてる。
皆さんも金沢観光如何だろうか。
ちなみに、私が行く前に参考にしたサイト↓
(結局役立たせずに行き当たりばったりで回ったけれど…。)
www.kanazawa-kankoukyoukai.or.jp