ゆとりニートがWebデザイン系の公共職業訓練に申し込んできた【地方で訓練を受ける利点とか】
タイトルの通り、ゆとりニートの私が先日Webデザイン系の公共職業訓練に申し込んできた話。いわゆるWebデザイナー養成訓練みたいなやつで、うまくいけば11月末頃に開始。
よーし半年後にはWebサイトをばんばん作っちゃうぞ〜()。
職業訓練に申し込むなら地方のほうが意外にお得?
職業訓練に申し込んでみて意外だったことがある。それは、新潟という土地柄のせいかこの訓練に応募する人がとっても少ないということだ。
関東など人の多い地区ではこの手のWebとかITとかいう職業訓練は人気で高倍率らしい。しかしいかんせん新潟では仕事がないのだろう、私が申し込んだ時点で締め切りまで実質あと2日を切っていたが、Webデザインの訓練への応募は定員の半数にまだ達していないと言われた。半数集まっているかが訓練開講の目安らしく、開かれるか危ういラインとのこと。
逆に言えば、これは開講する程度の人数さえ集まれば、新潟のような地方の方が訓練を受けられる確率が高いといえるのかもしれない。
公共職業訓練は、訓練開始時に雇用保険の受給が1/3以上残っていれば訓練中も雇用保険を受給できるので、かなりお得な制度だ。もし関東で訓練の選考に落ちたり、良いタイミングで希望の訓練が受講できなそうだったら、地方に一時的に拠点を作って訓練に通うのもありだと思う。地方ならゲストハウスとかシェアハウスとか格安の宿を使えば月3万円くらいでなんとか住居を確保できるだろうし。
私はまだ試験が残っているが、それを突破すれば11月末から職業訓練学校でWebデザイン、Web制作的なことを学ぶことになる。しかも、今回受けようと思っている訓練は試験が筆記のみ面接なしなので、仮にも理系院卒出の私が落ちる可能性はかなり低いだろうキリッ(死亡フラグ)。
試験は筆記が中学卒業程度の国語と数学(算数)。面接がある場合は、「なぜこの職業訓練を受けようと思ったか」「この訓練で身につけたスキルで何がしたいか」の2つはまず聞かれるようだ。
私の受ける訓練の期間は4ヶ月間で、うち3ヶ月ちょいが学科、2週間程は実際にWeb制作会社で実務経験を積むというやつだ。実務怖いけど、社会科見学のようで面白そうでもある。
Webデザイン系の職業訓練で何を学べるのか
気になるのは、職業訓練で一体どの程度のスキルを身につけられるのかというところだ。まだ実際に講義を受けたわけではないけれど、説明会&見学会にいって話を聞いた感じだと、とりあえず自分でひとつWebサイトをデザインする程度のことはやりそう。
当たり前と言えば当たり前だけど。
ざっくりだけど具体的には
・コーディング(HTMLとCSS。Java、PHPも少し。)
・デザイン(PhotoshopとIllustrator)
といったWeb制作のスキルを一通り学べるとのこと。
私が受けようとしている訓練の講師の方の話を聞いた感じだと、訓練期間の短さもあって、デザインとマーケティングは結構駆け足でやりそうな印象を受けた。どちらもとりあえずツールの使い方を覚える感じだろう。コーディングも、JavaやPHPに関してはやりたい人できる人はどんどん自習を進めてもらって講師はそれをサポートする、という風に進めるような印象だった。
訓練校でも就職指導
説明会に行くまで全く知らなかったのだけど、職業訓練校ではWebデザインとかの専門的な訓練の他にも、就職指導と行なってくれる。
キャリアコンサルティングや履歴書作成などに、訓練を任されている委託された企業の講師が付き合ってくれるわけだ。その道に進みたいという人なら、現場に近い人間の話を聞ける方が絶対お得なわけで、そりゃあハローワークのおっちゃんたちの指導よりもかなり有用だと思う。
どのみち、手にしたいスキルがある場合職業訓練制度は利用したほうが絶対にいい。
似たような内容の専門学校にいったら逆に数十万から数百万までとられることもあるだろうし。
ただ、週5で毎朝ちゃんと起きて学校に通うって結構つらいんだよな〜。学生ってのは気楽でいいんだけど。